「この歌い出し、やっぱりシュントだよね?」
「サビの入り、マナトかジュノンが多くない?」
「ラストを締めるのは、だいたいジュノンな気がする…」
ビーファーストの楽曲を聴き込んでいるベスティなら、一度は感じたことがあるはず。
でも、それって本当に“気のせい”じゃないんです。
今回はビーファーストの全楽曲を対象に、「歌い出し・1サビ・歌い終わり」のパートを徹底分析。
推しがどこで活躍しているか、グループ内でどんな役割を担っているかを、歌割から読み解いてみます。
- 誰がどのパートを多く担当しているか、客観的なデータでわかる
- メンバーごとの“声の使われ方”に気づけて、曲をもっと深く楽しめる
- 推しの歌唱ポジションを再確認して、愛がさらに深まるかも?
歌い出し・1サビ・歌い終わりランキング
今回はデビュー曲の『Shining One』から2025年4月25日にリリースされた『夢中』までの歌いだし・1サビ・歌い終わりを歌うメンバーを多い順にランキングにしました。
歌い出しが多いのはシュント!
順位 | 名前 | 回数 |
1位 | ![]() シュント | 7回 |
2位(同率) | ![]() マナト | 6回 |
2位(同率) | ![]() ジュノン | 6回 |
4位 | ![]() レオ | 5回 |
5位(同率) | ![]() ソウタ | 4回 |
5位(同率) | ![]() リュウヘイ | 4回 |
7位 | ![]() リョウキ | 3回 |
最も多く歌い出しを担当しているのはシュントさん。
シュントさんの情感と繊細さが同居した声は、聴き手を一気に世界観へ引き込む力があります。
マナトやジュノンも僅差で続き、安定感のある歌声で楽曲の“入り口”をしっかり支えています。
1サビの歌い出しはマナト&ジュノンの二強!
順位 | 名前 | 回数 |
1位(同率) | ![]() マナト | 8回 |
1位(同率) | ![]() ジュノン | 8回 |
3位 | ![]() シュント | 6回 |
4位 | ![]() レオ | 4回 |
5位(同率) | ![]() リュウヘイ | 3回 |
5位(同率) | ![]() リョウキ | 3回 |
7位 | ![]() ソウタ | 1回 |
1サビをよく任されているのはマナトさんとジュノンさんでした。
マナトさんは真っ直ぐで太いボーカル、ジュノンさんは透明感と伸びやかさ。
この2人はビーファーストのメインボーカルとも言える存在で、音域の広さ・表現力・声の説得力においてグループ内でも群を抜いています。
マナトさんとジュノンさんが同率1位なのは納得の結果ですね。
曲の盛り上がりを担い、曲の顔ともいえる1サビ。
1サビはリスナーの心に最も強く残りますし、テレビで披露する場合も一番注目されるパートなので、そこを任されるということはまさに”信頼の証”です。
歌い終わりの王者はジュノン!
順位 | 名前 | 回数 |
1位 | ![]() ジュノン | 10回 |
2位 | ![]() マナト | 7回 |
3位(同率) | ![]() シュント | 4回 |
3位(同率) | ![]() リュウヘイ | 4回 |
5位 | ![]() レオ | 3回 |
6位 | ![]() リョウキ | 2回 |
7位 | ![]() ソウタ | 1回 |
締めを最も多く担当しているのはジュノンさんでした。
その美しく伸びる高音と、感情を余韻に変える表現力で、「聴き終わった後も心に残る声」を届けてくれます。
マナトさんも終盤に強く、安定した歌唱で曲を包み込むように終わらせます。
歌割から見えるビーファーストメンバーの「戦略的なボーカル設計」
この分析からわかること、それはBE:FIRSTが「ただ歌のうまいメンバーを並べている」のではなく、1曲ごとに“役割”を割り当てているということ。
ジュノン:楽曲を締める“信頼のエンディングボイス”
- 歌い終わり最多(10回)/1サビ最多(8回)/歌い出し上位(6回)
- 高音域でも力まずスムーズに抜ける、美しく伸びるハイトーンが武器。
- 感情の“ピーク”や“余韻”を担うことが多く、リスナーの記憶に残る声。
- 楽曲の「完成度」を一段上げる存在。ビーファーストの“ラストを任せたい男”。
戦略的な役割
曲のクライマックス、エモーショナルなフィニッシュで登場し、聴き手の感情を持続させる「締めの職人」
マナト:どの場面でも頼れる“全方位型オールラウンダー”
- 1サビ最多(8回)/歌い出し上位(6回)/歌い終わりも多数(7回)
- 声の芯がありながら温かみもあり、すべてのポジションに対応できる万能型。
- 曲の導入・盛り上げ・締めすべてで信頼されている。
- 「この曲、任せておけば安心」と言えるボーカル力の持ち主。
戦略的な役割
曲全体のバランスをとる“軸”のような存在。要所での安定感・説得力を担う「構成の支柱」。
シュント:物語のはじまりを紡ぐ“導入の表現者”
- 歌い出し最多(7回)/1サビでも高順位(6回)/歌い終わりも対応可(4回)
- 柔らかく繊細な声質と、豊かな表現力で、曲の世界観を瞬時に伝える。
- 序盤で登場すると「この曲は深いぞ」と予感させる説得力がある。
- 感情を「始まり」から引き上げる役割。
戦略的な役割:
曲の世界観を“感情”で導入する起点担当。ストーリーテラー的な位置づけ。
リュウヘイ:情感と繊細さで空気を変える“感性のスパイス”
- 歌い終わり中位(4回)/歌い出し・サビにも一定の存在感
- 少年らしさと大人びた表現力の両面を併せ持つ、感情のグラデーション担当。
- 静から動への変化点や、曲の転調的なパートに多く起用される。
- 10代とは思えない“深さ”と“静かな強さ”。
戦略的な役割:
曲の雰囲気を変えるタイミングで“空気を引き締める”特殊な役割。
レオ:温かさと情熱を伝える“感情のバトンランナー”
- 歌い出し5回/サビでも一定の起用あり/終わりも3回
- 情熱や温もりを感じる声。語りかけるようなボーカルが印象的。
- パートごとの感情の受け渡し地点で使われることが多い。
- 曲の“つなぎ”で人の心を動かす、感情のナビゲーター。
戦略的な役割:
メインで引っ張るよりも、感情の波を受け取り次につなぐ「感情の橋渡し役」。
リョウキ:鋭さと感情で印象を刻む“エモーショナル・インパクトの担い手”
- 感情を鋭く突き刺すエッジの効いた表現力が大きな魅力。
- 楽曲の中でも印象に残る「強いワンフレーズ」や「感情の爆発点」に配置されることが多く、その瞬間に聴き手の心をつかむ。
- ロックテイストやダークな曲調では特にその個性が際立ち、グループの音楽的幅を大きく広げています。
戦略的な役割
曲の中で強く印象づけたい場面に登場し、空気感を一変させる役割。
ソウタ:動で魅せる“ビジュアルパフォーマンスの主軸”
- ビーファーストの音楽を“動”で表現する象徴的存在。ラップやボーカルにおいても、リズムの捉え方と表現のキレは唯一無二。
- ボーカルパートでは、楽曲にグルーヴや躍動感を加える重要なピースとして配置され、印象的な瞬間を創り出しています。
- ダンスとリンクするラインや、ビートを際立たせるパートなど、全体のバランスを意識した配置が光る。
- 楽曲の世界観を身体で“翻訳”するような存在感は、ビーファーストの音楽を立体的に魅せる上で不可欠です。
戦略的な役割
ボーカル・ラップ・ダンスのすべてを自在に操り、音楽に立体感とリズムのうねりを加える動的なキープレイヤー。
まとめ
歌割から見たビーファーストのメインボーカルはジュノンさんとマナトさんでした!
ただビーファーストは、「歌がうまいからメイン」ではなく、「その声がどう機能するかでパートを設計している」のが最大の特徴です。
つまり、ビーファーストのボーカル設計は、「この瞬間に、どの声が最も映えるか」を徹底的に練られているということ。
次にビーファーストの曲を聴くときは、ぜひ「誰がどこを歌っているのか」にも注目してみてください。
推しの魅力が、もっと深く、もっと豊かに感じられるはずです!