BMSGから新たに誕生したボーイズグループ STARGLOW(スターグロウ|通称スタグロ)。
そのメンバーとしてデビューが決まったのが、元プロ野球選手・川島慶三さんの息子であるルイさんです。
野球界のスターを父に持つルイさんが、音楽という舞台で羽ばたこうとしている姿に注目が集まっています。
STARGLOWとは?
STARGLOW(スタグロ)は、BMSG主催のオーディション「THE LAST PIECE(通称ラスピ)」から誕生した5人組のボーイズグループです。
メンバーはルイ・タイキ・カノン・ゴイチ・アダムの5人。

ラスピを勝ち抜いた実力者たちが集まり、次世代を担うグループとして期待されています。
グループ名には「星のように輝きを放ち、それぞれの個性が集まって光を増していく」という意味が込められており、デビュー前から多くのファンに注目されてきました。
STARGLOW公式HP:STARGLOW | Official Website
川島慶三とはどんな人?
まずは川島慶三さんがどのような人かご紹介します!
プロ野球選手としてのキャリア
川島慶三さんは、ヤクルト・ソフトバンクなど複数の球団で活躍した元プロ野球選手です。
内野手として堅実な守備と巧みなバッティングを見せ、2006年から2022年まで長年にわたりプロの世界で結果を残してきました。
現在はオリックス・バッファローズで一軍打撃コーチを務めています。

明るい性格と愛されキャラ
慶三さんといえば、チームを盛り上げる明るさが持ち味。
ベンチやグラウンドで見せるユーモアや笑顔で、仲間を和ませるムードメーカー的存在でした。
ファンからも「かわいい」「応援したくなる」と言われるような、人柄の良さで知られています。
努力家で環境に適応できる柔軟さ
慶三さんは現役時代は日本ハム・ヤクルト・ソフトバンク・楽天を経験、そして引退後は楽天、オリックスバファローズのコーチとなっています。
野球人生では、環境の変化に直面することも多々ありましたが、そのたびに努力を重ねて順応。
移籍先でも持ち前の明るさを活かしすぐに馴染み、必要とされる役割を果たす柔軟さを持っていました。
この“努力と適応力”は、後に息子のルイさんにも受け継がれていくことになります。
ルイはどんな人?
続いて息子のルイさんがどのような人なのかご紹介します!
ルイのプロフィール

活動名:RUI
本名:川島 塁
生年月日:2007年6月1日 18歳(2025年9月時点)
身長:178cm
特技:走ること、音楽
MBTI:ENFJ
STARGLOWとしてデビューするまでの道のり
ルイさんは2021年、ビーファースト輩出したBMSG主催のオーディション番組”THE FIRST(通称ザスト)”に13歳で参加しました。
BMSGとは、AAAの日高光啓(SHY-HI|スカイハイ)が代表取締役をしている会社。
”Be My Self Group”の略で、所属アーティストが「自分のままでいられる空間」を意味しています。
ルイさんは最終審査一歩手前の審査で脱落となってしまいましたが、ルイさんの歌唱の才能に惚れ込んだスカイハイさんが脱落を言い渡した直後に手書きの誓約書を渡し、ルイさんはBMSG初のトレーニー(練習生)となることが決まりました。

BMSGトレーニーになってからのルイさんはソロ曲を出したり、同じくトレーニーのタイキさん・カノンさんとMVを出したり、トレーニーライブやBMSG主催のライブ(BMSGフェス)に出演するなどして多くの経験を積みました。
また、タイキさん・カノンさんと共にドラマの主演を務め、演技を通して表情や感情表現の幅を広げました。
BMSGトレーニーとして様々な経験を経た後、ルイさんは再びBMSG主催のオーディション番組”THE LAST PIECE”に参加しました。
ラスピでは、歌唱力や表現力の安定感に加え、ステージ映えする存在感が大きな武器となりました。
グループパフォーマンスではサビの中心を任されることも多く、その堂々とした姿から「ラスピの顔」といっても過言ではありませんでした。
その存在感から5次審査の合格発表ではスカイハイさんからMVPだったと言われるほど。
5次審査のパフォーマンスはこちら。(一番最初にセンターにいるのがルイさんです)
審査を重ねるごとに成長を見せ、最終審査に進んだ10人の中でも常に上位候補として注目されました。
ザストでの悔しい経験を経て、一段と表現力を磨き上げた姿が評価され、見事約5年越しにSTAR GLOWのメンバー入りを果たしたのです。
ルイが父・川島慶三から受け継いだもの
プロ野球選手の父とは全く異なる道に進んだルイさんですが、慶三さんから受け継いだ性格・運動神経はアーティスト活動に大きく活かされています。
明るさと周囲を惹きつける人柄
ステージで見せるルイさんの笑顔や、観客を巻き込む雰囲気は、まさに父・川島慶三さん譲り。
周囲を自然と明るくするキャラクターは、グループ活動において仲間の雰囲気を和ませる存在として欠かせない役割を果たしていました。
緊張感のある審査の場でも、ルイさんが場を和ませることで他のメンバーがリラックスし、チーム全体のパフォーマンスが高まる場面も少なくありませんでした。
この“場を明るくする力”は、今後のSTAR GLOWでの活動においても大きな武器になるはずです。
ルイさんの人を惹きつける天性の明るさが、グループの雰囲気を前向きに導いていくことでしょう。
努力を積み重ねる姿勢
プロ野球界で長年活躍するために慶三さんは並々ならぬ努力をしたことが想像できますが、ルイさんもオーディションを通じて着実に成長してきました。
中学1年生の時にザストのオーディションを受け、高校3年生でSTARGLOWとしてデビュー。
青春時代の約5年間を下積みに費やしたことになります。
この年齢での5年間は決して短いものではなかったと思いますが、練習や課題に真摯に取り組み、年齢を重ねるごとに実力を伸ばしていく姿は、父がプロ野球で見せた“努力家”の一面をしっかりと受け継いでいる証といえるでしょう。
新しい環境に適応する柔軟さ
父・慶三さんが現役時代4つの球団を経験しながらも、それぞれの球団ですぐに馴染み必要な役割をはたしていたように、ルイさんもオーディション中は様々なメンバー構成の中で柔軟に立ち回る姿が印象的でした。
ラスピの3次審査ではグループ内の最年長としてチームをまとめようと奮闘。
人見知りの年下メンバーが集まったグループで苦戦しつつも、率先して会話を振ったり、練習中に雰囲気を明るくするよう心がける姿が見られ、チームとしての結束を作り上げていきました。

また最終審査前には悩んでいるメンバーのライキさんの話し相手になり、ライキさんが寝るまでそばで寄り添ってくれていたというエピソードもあります。
自分が引っ張るべき場面では堂々と中心に立ち、逆に仲間を支える役割が求められる時には一歩引いて相手に寄り添う。
その切り替えの上手さが、彼の大きな強みのひとつといえます。
新しいSTARGLOWというフィールドにおいても、この柔軟さはチームを支える重要な要素になるでしょう。
身体能力の高さ
慶三さんはプロ野球選手だったので身体能力の高さは言わずもがなですが、ルイさんも運動神経が良いことで有名です。
2024年に東京ドームで開催されたBMSGの運動会(BMSGゲーセン)ではストラックアウトで一発で的を投げ抜く好プレーを見せてくれました。
驚きと歓声が上がる中で、スポーツのセンスを持つ姿をファンに印象づけた場面でした。
ルイさんの高い身体能力はステージパフォーマンスにも直結しています。
激しいダンスを踊りながら安定した歌唱を保てるのは、基礎的な運動神経や体幹の強さがあるからこそ。
父から受け継いだフィジカルの強さが、ルイさんの表現力を支える大きな武器となっています。
父子のつながりと共演の可能性
これまでルイさんと父・川島慶三さんが公の場で直接共演したことはありません。
しかし、音楽と野球という異なるフィールドを通じて、父子のつながりを感じられる場面はすでに生まれています。
そのひとつが、慶三さんの現役時代の登場曲として、ルイさんが参加したスカイハイさんの楽曲 「14th Syndrome feat. RUI, TAIKI, edhiii boi(Prod. ☆Taku Takahashi)」 が使用されたことです。
スタジアムにルイさんの声が響き渡り、父が打席に立つというシーンは、まさに父子をつなぐ象徴的な瞬間でした。
また、現在慶三さんはオリックスでコーチを務めています。
もし今後、始球式などのイベントにルイさんがゲストとして登場する機会があれば、そこで父子が同じフィールドに立つ可能性も考えられます。
まとめ
川島慶三さんが現役時代に見せていた「明るさ」「努力を惜しまない姿勢」「環境への順応力」、そして「身体能力の高さ」。これらは息子であるルイさんにもしっかりと受け継がれています。
ラスピのオーディションを経て、STAR GLOWとしてデビューを果たしたルイさんは、父譲りの強みを音楽の世界で開花させつつあります。
ステージで輝く存在感や観客を惹きつける表現力は、まさに新しいフィールドで進化した才能の証といえるでしょう。
今後、STAR GLOWの活動の中で、ルイさんがどのように成長し、父から受け継いだ魅力をさらに大きなステージで示していくのか。
これからの活躍に大きな期待が寄せられます!

