ビーファーストのファンミーティング「Hello My “BESTY” vol.2」の初日(11月1日)のセットリストとイベント内容をまとめました。
この記事では、ライブ・ゲーム・メンバーMCを含めた構成をネタバレありで紹介します。
今後の公演に参加予定の方に向けて、当日の流れを把握できるようにまとめています。
ビーファーストファンミ11/1有明アリーナ公演のセトリ
2025年11月1日に東京・有明アリーナで開催された「Hello My BESTY」ファンミーティング初日のセットリストは以下の通りです。
ワールドツアーを経ての国内イベントとして構成され、ライブ・ゲーム・ソロステージを含む多彩な内容となりました。
【11/1セットリスト】
1.Shining One(トロッコ)
2.Blissful(トロッコ)
3.Grit(センターステージ)
4.Secret Garden(センターステージ)
5.Boom Boom Back(センターステージ)
・【日替わり】歌割り変更ゲーム「Milli-Billi」
・【日替わり】チーム対抗声出し対決(ソウタチーム vs ワンチャンソーチーム)
—ソロステージ—
6. Loop / リュウヘイ(センターステージ)
7. Nova Frame / ジュノン(センターステージ)
8. Chill with you / ソウタ(センターステージ/客降り)
9. I just wanna myself / レオ(トロッコ)
10. シュントソロ曲[新曲](センターステージ)
11. マナトソロ曲[新曲](センターステージ)
12.Stare In Wonder(センターステージ)
13.Message(トロッコ)
14.夢中(トロッコ)
・ソウタMC
15.空(センターステージ)
16.I Want You Back(センターステージ)
※詳細なゲーム内容・ソロパフォーマンス・MCの内容は次章で解説します。
日替わり企画① 歌割り変更ゲーム「Milli-Billi」
ファンミならでの注目企画は、ビーファーストの楽曲を使った歌割りランダムゲーム。
メンバーが自分以外のパートを歌うというユニークなルールで行われ、ファンとメンバーの笑いが絶えないコーナーとなりました。
普段のライブでは見られない組み合わせや、思わぬハプニングも発生し、会場が一体となる盛り上がりを見せました。
ルールとくじ引き結果一覧
ルールはシンプルで、まず1つ目の箱から曲名を引き当て、その後2つ目の箱から歌うメンバー名をくじで引く形式。
メンバー全員が他のメンバーのパートを担当することになります。
11/1の歌割り変更の楽曲は「Milli-Billi」。
メンバーの抽選の結果は以下の通りでした。
- ソウタ → レオのパート
- シュント → マナトのパート
- マナト → シュントのパート
- リュウヘイ → ジュノンのパート
- ジュノン → ソウタのパート
- レオ → リュウヘイのパート
最初はレオさんが自分の名前を引いてしまいましたが、最初リュウヘイさんのパートを引いたソウタさんが「俺がやるよ」と名乗り出て、レオさんはリュウヘイさんのパートを担当することになりました!
普段のライブでは完璧なパフォーマンスを見せる彼らも、この企画では大苦戦。
特に歌い慣れないメロディやキーの違いに戸惑う様子が見られ、観客からは笑いと歓声が入り混じる温かい空気が流れました!
マナトの“Milli-Billi地獄”と会場の爆笑シーン
一番のハイライトは、マナトさんがシュントさんのパート「Milli-billi milli-milli bimillibimilli」に挑戦した場面。
リズムの速さと発音の難しさに苦戦し、途中で歌詞が詰まってしまったり、わざと音程を外しまくる姿に会場から笑いが起こりました!
そんなマナトさんを見て、ソウタがふざけて軽く蹴りを入れるリアクションを見せ、マナトが大げさに吹っ飛ぶという即興コントのような流れに。
ステージ上は終始笑顔で包まれました。
なお、この「Milli-billi…」部分は通常のライブではシュントさん本人でさえ歌っていない箇所であり、ライブでの初披露は本人でなくマナトさんになりました。
歌い終えた後に「シュントってすごいんだね……」とマイク越しに漏らすマナトの一言に、客席からは温かい拍手と笑いが起こりました。
メンバー同士の信頼関係と遊び心が伝わる、ファンミならではの名場面でした。
日替わり企画② チーム対抗声出し対決ゲーム
歌割り変更ゲームに続いて行われたのが、ファン参加型の声出し対決ゲームです。
ビーファーストのメンバーと会場のBESTYが2チームに分かれ、どちらの声が大きいかをデシベル計測で競うという企画。
会場全体が一体となる盛り上がりを見せ、笑いと熱気があふれる時間となりました。
チーム分けと勝負内容
ゲームは2チーム制で実施されました。
- Aチーム:ソウタチーム(ソウタ・シュント・リュウヘイ)
- Bチーム:ワンチャンソーチーム(ジュノン・マナト・レオ)
それぞれのチームが会場のベスティと息を合わせて勝負に挑みます!
勝負のルールはシンプルで、「どの言葉を叫ぶか」をチームごとに決定し、声の大きさを測定器で計測。
より高いデシベルを出したチームが勝利です。
Aチームは、リュウヘイが「お寿司のネタでイカが好き」と話した流れから、掛け声を「イカ!」に決定。
Bチームは、マナトの名前にちなみ「マナ!」を選びました。
結果は、僅差ながらもBチームが勝利でした。
ワンチャンソーチーム勝利・サインボール演出
Bチームの勝利が発表されると、ステージ上にはサインボールが登場。
勝利チーム側のベスティに向けて、メンバーが順にサイン入りボールを投げ込みました。
各メンバー3個ずつ、合計9人のBESTYにプレゼントされるという豪華な演出に会場のは大盛り上がり。
ビーファーストの普段のライブではこういった演出は今までほとんどなかったので、ボールを投げる前にメンバーから「みんな、ケンカしないでね!!」との気遣いもありました。
さらに、特別賞として全員のサインが入ったTシャツがバズーカで発射されるサプライズも用意されていました。
発射担当はジュノさんでしたが、「どの人にしようかな〜」と狙いを定めている最中に誤って引き金を引いてしまい、Tシャツが想定外の方向へ飛んでいくハプニングが発生。
会場は大爆笑に包まれ、他のメンバーから「ジュノン何してんの!」と総ツッコミが入る一幕もありました。
その後、Aチーム側のベスティにもサインボールが追加で投げ込まれ、結果的に全員が笑顔で終える和やかな締めくくりに。
メンバーとファンの距離感が一段と縮まる、まさにファンミらしい時間となりました!
ソウタがMCが語った本音と想い
ファンミの終盤、会場が静まり返る中でソウタが語ったMCは、多くのベスティの胸に強く響くものでした。
笑いや演出で盛り上がった時間とは対照的に、この場面では一人のアーティストとして、そして仲間を想う一人の人間としての本音が感じられました。以下が、そのMC全文です。

キツい事もありますよ!そりゃさ、7人が良いですよね。まあでも色々な事があるじゃないですか。
でも色々あっても、ベスティに会いってたいなってなったんですよ。止まることは考えられなかった。
こんなこと言ったら甘えみたいになっちゃうけど、ベスティに会ったら元気もらえそうだなって。
いつも元気もらってばっかだけど、皆に音楽届けたいなって。
俺らに会っただけで元気になるって今度は俺らもそっち側になりたい。
「7人がいい」に込められた想い
この「7人が良いですよね」という言葉は、2025年7月から活動を休止していたリョウキさんの存在を踏まえて語られたものでした。
そして、10月8日に正式にリョウキさんの脱退が発表された今、この言葉の重みはより深く響きます。
ソウタさんは、これまでもVlogやステージの裏側でリョウキさんを気にかける様子をたびたび見せており、グループを引っ張る立場として彼の不在を誰よりも感じていた一人だと思われます。
このMCには、“7人で立つことが理想だった”という本音と、“それでも残る6人で音楽を続ける覚悟”の両方が込められていました。
ソウタさんが「止まることは考えられなかった」と語った背景には、喪失を受け止めながらも“前に進むこと”を選んだ強さがあります。
それは、悲しみや迷いを隠すのではなく、ファンの前で正直に語る誠実さでもありました。
ベスティへの感謝と決意のメッセージ
ソウタさんは「いつも元気をもらってばっかりだけど、皆に音楽届けたい」と語り、ファンとの関係を“支え合う存在”として捉えていました。
リョウキさんの脱退という事実を経ても、ビーファーストとしての音楽を止めないという意志がこの言葉に込められています。
グループとして新しい形を受け入れながらも、「BESTYに元気を届けたい」という想いは変わらない。
このMCのあと、メンバー同士が視線を交わしながら笑みを見せた姿は、決して“終わり”ではなく、“これからも続いていくビーファースト”を象徴するようでした。
ソウタさんの言葉は、7人の時間を大切にしながら、6人としての新たなスタートを切る決意の表れでもありました。
ファンミに参加した感想
私は今回初めてのビーファーストのファンミへの参加でした。
参加する前はファンミはライブ半分、トーク半分くらいかな、というイメージでいましたが、体感的にはライブ7割、トーク3割(ゲーム含む)と、ほぼライブでした!
どこまでも音楽ファーストなビーファーストと、そんなビーファーストのパフォーマンスを愛するベスティのことを考えた構成だったと感じました。
また、ファンミが発表された当時Xなどで「歌割り変更をやってほしい」というベスティの声が上がっているのを度々見かけました。
今回の歌割り変更ゲームはそういったファンの声にも耳を傾けてくれたんだな~と嬉しくなりました!
また普段のライブではアルバムツアーなど何かしらのテーマがあるので、全員がソロ曲をできたのもファンミならで派だったのではないかと思います!
まだソロ曲を発表していなかったシュントさん、マナトさんの初披露をみれてとても幸せな気分になりました……!
どちらも最高だったので、これから行かれる方は大いに期待して臨んでください!!
そして普段のライブでもビーファーストは頻繁にベスティへの感謝を伝えてくれますが、今回はいつも以上に気持ちを伝えてくれる場面が多かったように感じます!
メンバーの表情も柔らかく、とても温かい空間でした。
最近のビーファーストの単独ライブはドームツアー、そして海外ツアーと、少し遠い存在になってしまったな……と思ってしまっていましたが、ビーファーストは変わらずベスティを愛してくれ、距離を縮めようとしてくれたこともしっかり感じられ、「この人たちのファンで良かった」と改めて感じることができました。
みんな最高の笑顔!ありがとうビーファースト!
まとめ
「Hello My BESTY」有明公演初日は、ビーファーストがファンに感謝を伝えると同時に、自分たちの“今”を正直に表現した公演でした。
ライブ、ゲーム、ソロパフォーマンスといった多彩な構成の中に、彼らの仲の良さやステージへの真摯な姿勢が凝縮されていました。
笑いと温かさ、そして絆を感じられるファンミ初日は、ファンとしても忘れられない一日となりました。

